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家庭医とは?総合診療医とは?

  • 宮地昌幸
  • 2017年11月30日
  • 読了時間: 2分

何年か前から、人生の最終期はどうなるだろうと有志の人たちとずっと語り合ってきた。 かかりつけ医をもつようにと言われているが、なんか街のお医者さんとは、近しい感じがしていなかった。 最近、「家庭医というのがあるんだって!」と聞いた。 「えっ、そんなのって初耳」知らなんだ。 聞いていくと、日本では、家庭医というより、ずいぶん前から総合診療医として、行政から位置づけられているという。 ”かかりつけ医”は、医師会が言っている名称で、どう違うかは、市井のぼくらには、はっきり分からない。 調べると、総合医療学という医療分野があり、三重県には、三重大学病院に竹村洋典教授がおられて、家庭医療学の研究、総合診療医の養成など幅広く実践されているという。

いま、お医者さんといえば、どこかが不調になったとき、先ず何科に行けばいいかと、考えていることに気づいた。 幼少のころの町のお医者さんという、何かのどかで、そのお医者さんにいったら、行っただけで安心するようなところがあった。

いつの間にか、そうだなあ、病院と自分が縁遠くなっているな、と思った。 総合診療医は、不調な臓器を対象とする前に、”患者その人”と向き合うという。 町の中に、デンと坐って、病気ことだけでなく、何か心配なことや、なにかはっきりしないことを相談にのっていく、そんなお医者さんのイメージになるのかな? 竹村洋典教授を、”理想の暮らしを語る会”の中井正信さんと研究室に訪問した。 多忙のなか、真摯に対応してくださった。 竹村さんが語られる”総合診療医”(家庭医)のお話は、世界各地の総合医療に現状から、日本での進み具合、大学病院での各分野にすすむ研修医への教育、三重県での実践例、一志病院や名張病院の取り組み。

とくの名張では、”まちの保健室”として、住民の自治で開設しているなど、など。とてもじゃないけど、受けとめきれない。

それでも、地域包括ケアシステムが、市井の住民にとって、身近になっていく、竹村さんの夢をもっと知っていきたいと思った。

家庭医って、どんなものだろう、総合診療とはどんなものだろう? そんな簡単に「そうか」とはならないなと思いながら、研究室をあとにした。


 
 
 

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