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私たちについて

これまで寄り合いをやってきて

このようなことは、自分一人でかかえて、自分なりに内向して考えていて、人に聞いてもらうなんて、想像もできない場合もあるでしょう。
私たちの寄り合いでは、ちょびっとづつでも、自分で解決しようとしている老いや死のテーマを自分の生い立ちや人生をもういちど思い起こしたり、いまの自分の心身の実際を、みんなのなかで、興味本位に観察していこうとしています。
はじめは、そんなこと人前でいうことではないとか、恥ずかしいとか、こんなこといったらどう思われるかなど、遠慮や気兼ねもありましたが、すこしづつ、何でも言えて、人の話を聞くのが楽しいという会の雰囲気になってきました。
それが、今を、その人らしく幸福に生きる、暮らすことに繋がるとおもいます。

 

最近、医療の現場でも、人の終末期では、「命を救う」というだけでなく、「その人が最期までかがやいて」と願う医療が話題にのぼっています。
老年期に向かっている私たちも、老いや死について、たくさんの先人の体験や介護や医療の臨床体験を聞く機会をつくってきました。
それらの専門の人たちとも、身体のことだけでなく、気持ちもお互いに理解し合っていきたいです。
この今をどう生きるか、暮らすかを語り合い、豊かな老いと死を迎えられる社会の気風や仕組みもつくっていきたいです。

 

理想の暮らしを語る会 鈴鹿カルチャーステーション内 
TEL&FAX059-389-6603 事務局:中井正信

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