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人生の振り返りが地域の文化を創造する

こんなお医者さんがいる地域は幸せだ!と思えた1日でした。

家庭医療専門医 駒田雄一医師のお話しの最後

「意思決定とは、、、。自分を理解し、振り返る事から始まります。熟成された『あなたの選択』はやがて『覚悟』となり、自分や大切な人を支えてくれるでしょう。そうして築き上げられた意思決定プロセスは次世代に受け継がれて新たな『地域の文化』を創造していきます。」と語られました。地域に欠かせないお医者さんならではの含蓄ある一つひとつの言葉が輝き参加者の心に染み込んでいきました。

参加者 宮地小浪

駒田さんの話を聞いて、患者さんの疾患だけでなく、暮らし、家族、その人の生き方を大きな視点から見守っている姿勢を感じました。

ワークショップでは自分が各年代で大切にしてきたことを書いて、今大切にしたいことを絞り込んでいくというのでした。

家族は大切にしたいことですが、その家族との間柄がどうなっているのかどうなっていきたいのか?

本当に安心して何でも言える、何でも聞いて貰える人と人との関係が大事だなと思いました。

家に帰って、公開講座に参加出来なかった夫に伝え、元気な時に自分がどうなっていきたいのか?自分の意思を家族と話が出来たらいいねと話しました。

そこへたまたま娘がやって来てそんな話になりました。夫は、あ~こんな話が出来てうれしいととても満足したようでした。

実現出来て本当に良かったと思います。

思いも気持ちも変わるのでその時のお互いの気持ちを聞いていきたいなと思います。

参加者 辻屋康子

駒田さんが事例を話して頂いた話しの中で、すい臓ガンで末期のある患者さんが、家をリホームしたいって言って、初めて息子たちを呼べたって言うのが印象的でした。末期の患者さんに寄り添っていく駒田さんの心に感動しました。

それから、質問する方々への駒田さんの聞く態度にも、感動でした。

もらい風呂をして、初めて「ありがとう」と声をかけた次の日に亡くなった娘さんの話を、駒田さんは自分の患者さんだったかのように、そういうときに、変化が有って、声をかけたくなったのでは…って言われました。そんな答を言われるとは、予想していませんでした。一人一人の患者さんに寄り添おうとしている日常が現れていました。

もっと、そんな具体的な体験を沢山聞きたかったとも思いました。是非、また、語っていただきたいと思っています。

ワークショップ参加者 岸浪和子

ワークショップでは今まで自分は 何を一番大事にしていたのか? グループに別れて10代~20代~70代迄を振り返り紙に書て 皆の中で出しあって見ると、改めて自分の状態が知れるのかな?中々このような機会がないと、日常は自分が思った事なのか?、それともそれは本心なのか?人のなかで話し合うことがないと、本心を知ることは出来ないのだと思いました。又暮らしのメンバーと聴き合いながら本心とは? を探っていきたいと、強く思いました。駒田先生のような若い人が 居てくれることに大きな希望を感じましたし又一緒に考えていきたいなー。


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